- ウジ トモコ
- 代表取締役 アートディレクター
- 東京都
- アートディレクター
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
しかしながら、私が日々関わっているデザインの現場で「図案」の制作をするのか「視覚によるコミュニケーション」をしようとしているのか、ほとんどのクライアントは「あいまい」であり、無意識であることが多いのです。
どうでしょう?
これから、広告やデザインを外部発注されようとしている方、今すでにしている方。
「意識」していますか?
もうひとつ、企業サイトの提案中によく起こることは、発注目的が「プロモーション」なのか「ブランディング」なのかが非常に「あいまい」であるケースが多いですね。
ターゲットももちろん「目的」がぶれると効果は、目に見えて半減します。
あれもこれもという、二兎を追う姿勢では、キャンペーンは成功しづらいのです。
よくよく考えてみると、日本人のたいていの人が人生のどのタイミングでも「図案」と「ビジュアルコミュニケーション」の差などを習うタイミングはないので・・・
「仕方ないかぁ」と思っていますが、外資系の企業などがやはりこのあたりは抜群に使い分けがうまいので、
日本人もそろそろ意識を上げる環境作りが必要かなと、母の傑作な図案を眺めつつ、しみじみと思う今日この頃でした。