パリ、ミラノ、コペンハーゲン・・・ヨーロッパの都市では、200年、300年前の建物が保存され、外観を変えることが規制された街並みがたくさんあります。
そこでは、内部空間を現代生活に合わせたリノベーション(再生)が日常的におこなわれ、住宅やオフィス、様々なショップなどが実に豊かな雰囲気をつくりだしていることを見ることができます。 窓越しに見えるライティングや窓辺のディスプレイを見るだけでも、何か豊かな雰囲気を感じることができるのは何故か?
同じような体験を昔、ロサンゼルス郊外の住宅街を歩いたときにも感じたことがありました。 どの家も窓辺から見える少しだけのインテリアがとても綺麗で、それが外観の美しさへとつながっているのです。 たぶんその意識が街全体に拡がり、美しい街並みができていることをその時感じました。
1つの住宅、建物の「内側から外側へ」考えられた豊かな空間や心地よさは、周辺や街並みへもその雰囲気が伝わるのです。
●サカイデザインネットワーク
このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
03-6379-4831
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