- 奥山 裕生
- 奥山裕生設計事務所 主宰
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
最初のうちは悪戦苦闘の日々が続きました。
まず感じたのは、育児にはオンとオフがないということ。
通勤していれば電車の中では少なくとも自分の時間を持てますが、
育児中は自分の時間はゼロ。これはなかなか大変なことです。
自分の時間どころか、赤ちゃんから目を離さずに効率よく
料理、洗濯、掃除などの家事をこなさなければなりません。
次に感じたことは、育児とは孤独であるということ。
まだ喋れない赤ちゃんと家の中で二人きりで過ごしていると、
何だか社会から隔離されたような感覚に陥ります。
このままでは育児ノイローゼになると思い、
意を決して公園デビュー、児童館デビューしてみました。
平日の昼間、もちろん男性が赤ちゃんを連れてくるなんて光景はありません。
周りのお母さんたちはかなり驚かれたと思います。
それでも次第に、同じく育児をしている仲間と認められ、
ママさんグループに入れてもらいました。
それからは、午前中は児童館、午後は同じグループの誰かのお宅に
子どもと一緒に遊びに行くという生活パターンになりました。
我が家にもママさんと子どもたちが大勢、遊びに来てくれました。
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