- 宮田 幸治
- 株式会社宮田IFA事務所 代表取締役
- 埼玉県
- 経営コンサルタント
対象:財務・資金調達
私が考える株式投資は、短期売買を繰り返し、どのように儲けるかというのとは少し違う。
繰り返すが、別に短期売買を否定しているわけではない。
私が考える株式投資は、長期的な視野にたち、企業の株主となり、日本経済に貢献することを目的としたものである。今後何かのご縁で私のお客様になって頂いた際にはまずは企業の株主になっていただくことをお勧めしたい。そして株式投資から日本経済に貢献していただきたいと真剣に思っている。
ではなぜ株式を購入する、株式投資する=企業の株主になることをお勧めするのか少しだけ説明をさせていただきたい。まずは次の質問に対してあなたはどう思うだろうか。
ある上場企業の従業員とオーナーのどちらになりたいですか?おそらく多くの方がオーナーでいたいとお答えになるのではないか。私自身もオーナーでいたいと思う。
その理由として考えられる事は、他人から指示を受けて働くのが従業員で、指示して他人に働いていただくのがオーナーなはずであり、オーナーであれば従業員である他人が働いて得た売上から費用を差し引いた最終利益を投資した額に比例して得る権利があるからである。可能であるならば従業員よりもオーナーのほうが良いと思うのは理にかなっているのではないかと思う。そうであれば「従業員の1人」よりも「オーナーの1人」になることを目指すべきではないかというのが私の考え方である。それは「株主の1人になる」ということであり、「株式投資をする」という意味につながっているのだ。もしあなたが株式会社にお勤めであるならば、必ず、オーナーの1人が存在し、あなたが働いた利益を得ているのである。
自分自身が働くだけでなく、株式投資を通じて「オーナーの1人」になって、他人に働いてもらうことができるのである。お金にも働いてもらうことができるのである。株式投資でしかできないことである。更に1社に限らず、いくらでも何社にでもオーナーになることができるのである。ぜひともこの意味を御理解いただき、株式投資をしてもらいたい。
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