- 青木 恵美子
- AAプランニング 代表取締役
- 神奈川県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
日本では、主要5教科(国語、数学、理科、社会、英語)で、後は副教科で試験の対象にならなかったりします。しかしイギリスではそのような考え方はありません。特に言葉のハンディーのある留学生は、理科、社会を英語で行うことが困難で点数が伸びません。それについてご相談しましたら、そこに日本の教育との大きな違いがありました。
「いわゆる主要5教科(そのような言い方はありません)は個人の努力で、ある程度克服できます。
しかし、音楽や美術やスポーツは人に感動や共感を与える大変影響力の大きいものです。ですから主要5教科と同じように大切です。お嬢様は音楽が得意なので、それは大切な個性です。」
受験教育でなく、個人の個性を伸ばす教育 長女には合っていました。(5−3=2の答に悩む娘なので。。)
高校で音楽を専攻するのですが、大学は音楽専攻ではありません。
音楽教育も演奏練習時間以上に、音楽の歴史や作曲などに重きを置きます。
高校時代ではオックスフォードコンサートホールで演奏することを普通の授業のように行っていただいたことに感謝です。
自分を見つめ自己表現を磨く教育、''人を育てる環境&住まい'' について私は長女の約9年間の留学を通して強く実感し、建築家として新しい視点を頂きました。 (次回に続く)