おへそのまわりが硬い方は妊娠しづらいといわれます。
おへそのすぐ上のつぼ 「水分」、またはお臍のすぐ下のつぼ「陰交」が痛ければ水毒を疑い、その治療をまず行います。
水を排出する作用を高める鍼灸治療をすること、お血(おけつ)を取り除く針灸治療により、骨盤くう内の血液循環を改善させます。その結果として子宮内膜の増殖、頸管粘液増加がみられます。
胃が硬い(東洋医学的には、おへそのまわりが硬いのは脾にあたります。(『難経(なんぎょう)』では))。胃が硬いという症状も併発しているので、エネルギーの吸収促進作用を阻害していることも冷えの原因となります。そのため血液が冷えて骨盤の血流が滞るというサイクルが続きます。
また、多汗症の人は水が腎臓から出ないで全身から出るのでよろしくないです。腎虚といいます 。
下腹部が力無くペコペコとしている方も腎虚といいます。このような方は妊娠しづらいのですが、あるツボをつかうと劇的に改善する方もおられます。
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