脈診の結果、肺の働きが低下しているための結果であると鍼灸医学的に診断。然るべきツボに鍼灸治療を行う。治療中、今回の症状が出る前に風邪を引いていなかったかと尋ねたが、別に風邪は引いていなかったという。
このようなタイプの頭痛は大方、風邪をこじらせて起こすことが多い。
脈診では、肺と呼吸器全般の働きが低下していることによる頭痛であると説明すると、思い出したように、そう言えば3週間ほど前に風邪を引いて、ひどい咳をしていたという。
治療後、かなり頭痛が和らいだが、後頭部から首のうしろにかけて、まだ痛みが少しあるという。再度、手足の関連したツボに鍼治療を行い、最後に脈を整えると、さっきまでの頭痛が嘘のように取れたという。食べ物と生活全般の細かい注意事項を告げて、治療を終了した。
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鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
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