シンジケートローンとは? - ライフプラン・生涯設計 - 専門家プロファイル

松尾 琢磨
株式会社エヌ・プランニング 代表取締役
大阪府
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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シンジケートローンとは?

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 中長期の貸付であるシンジケートローンとは、世界各国の銀行が協調融資団のシンジケートを組成し、各国政府や政府機関に対して行うものです。協調融資であるこのシンジケートローンは、貸し手にとっては危険分散を図ることができ、借り手にとっては巨額の資金を効率的に調達できます。国だけでなく、各金融機関が協調してシンジケートを組成し、ひとつの融資契約書に基づき同一条件で融資を行なう資金調達方法として認識されています。金融機関の調整や借入れ企業との交渉を取りまとめる金融機関をアレンジャーと呼びます。契約条項の履行管理や元利金の支払い等、事務作業を、契約調印後に一括して行なうのが、エージェントと呼ばれる金融機関です。普通は、エージェントに就任するのはアレンジャーというケースが殆どだそうです。社債を発行するのと、シンジケート団が参加金融機関を幹事金融のアレンジャーが募集する形態は似ているといえるでしょう。

 シンジケートローンというのは、お借り入れ取引きを金融機関からすることです。短期的に必要な場合も有効な手法と考えられ、設備投資のような長期的に必要な資金調達だけでに限ったものではありません。契約条件の検討からシンジケート団を構成する貸付人となる金融機関の募集と契約締結手続きなどを、アレンジャーは行っています。アレンジャーへの手数料が、借入れ人は契約の際に発生することになります。シンジケート団にアレンジャー自身が貸付人として参加することもあるようです。アレンジャーの存在は、シンジケートローンにおいてとても重要だといえるのではないでしょうか?

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