- 佐山 希人
- 佐山建築研究所 一級建築士事務所 代表取締役所長
- 建築家
対象:住宅設計・構造
●2010年8月21日(金)
足場の撤去が迫ってきた。ベランダの最終造作をしなければならない。手摺の造作が残っていた。手摺のデザインは縦格子に変更した。やはり、雨の水切れがよいのだ。水平材にはどうしても水が残りやすい。そこから年月を掛けて、腐食してゆく。同じ材料でも、水切れの良さを考慮しておくことは腐食を遅くする。しかし、1辺4Mほどのベランダ手摺に必要な手摺子は26本ほど必要になる。2階と3階の2カ所あるので50本以上必要。私が墨付けをし、助っ人が刻む。丸一日。暗くなるまで刻み続ける。
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