その若社長によると、「どうも店舗の見え易さ、入り易さは店の売上げに関係ないようです」というのです。
ほとんど見えないような視界性の悪い店舗でも繁盛している店が多いとのこと。
加えて、売上げ上位店舗の多くが、店前道路に中央分離帯があり、反対側車線からのイン(進入)はほとんどできません。
でも売れているそうです。
売上予測するために必要なデータは、実査で集める立地のデータや統計データです。
そして、何よりも立地についての理屈、理論、概念が出発点になります。
例えば、視界性評価、インアウト評価といった概念です。
ところが、上記のような事実を突きつけられると、そうした概念がまったくの無力であるかの錯覚に陥ってしまいます。
(つづく)
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