- 人見 隆之
- ISOマネジメント研究所 所長
- ISOコンサルタント
対象:ISO・規格認証
- 人見 隆之
- (ISOコンサルタント)
- 人見 隆之
- (ISOコンサルタント)
よく現場からこんな声を聞くことがあります。
「ISOのいっていることややろうとしていることはわかるが、
うちのトップが、現場に任せっきりなので、やりきれない
ことも多い」と。
「これからは、
現場に権限を委譲させ、主体性を発揮してもらうようにする」
こんなことを経営者はいいます。
しかし、残念ながら、トップとしての責任放棄であったり、
単に、現場に対してのセールストークであったりすることがあります。
トップは、現場に任せることは必要だと思いますが、
任せっぱなし、自由放任ではよくないと思います。
当たり前ながら、トップとしてやるべきことはやる
ということでなければいけません。
たとえば、ISOの規格にあるように、マネジメントレビューで
あれば、形式でなく、しっかりとやっていくことが最低限必要です。
ISOは、どちらかというと、ボトムアップで進めるものではなくて、
トップダウンで進めるものです。
トップの明確な関与なしでは、ISOはうまく運用できないものです。
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