- 人見 隆之
- ISOマネジメント研究所 所長
- ISOコンサルタント
対象:ISO・規格認証
- 人見 隆之
- (ISOコンサルタント)
- 人見 隆之
- (ISOコンサルタント)
ISOのコンサルをやっていて、必ず聞かれることがあります。
それは、文書化をどうしたらよいかということです。
ほとんど文書化なんて考えたことのない企業にとっては、
やっかいな悩みです。
その文書化の悩みにおいて、特によく聞かれることは、
手順書をどのように作成したらよいかということです。
手順書は、とにかく何でもいいから書いておけばいい、
というものではありません。
大凡の原則を述べると以下になります。
・手順書の使用目的を決めること
・書かないと相手に伝わらないことを書く
・それをなぜやるか、という目的を入れて書く
・普段やっていないことで、たまにやることは書いた方がよい
・文書にしなくても皆がうまくいくことは書かない方がよい
見る必要のない文書はいりませんし、
また、審査のためだけの文書もいりません。
本来、手順書は、文字ばかりでなく、
表でも、写真でも、イラストでも、ビデオでも
表現可能なはずです。
結局、行動してもらうことにその趣旨があるのです。
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