- 浜田 幸康
- P.D.S.アーキテクツ
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
箱根の旅館で作っていたスパがほぼ完成しました。
離れの湯処をスパに改装する計画で、構想から2年、やっとここまできました。
焼き杉板、土壁、タイル、漆喰、洗い出しの床、無垢の赤松、、、、、
ここでは、たくさんの素材が使われています。
一般的には、使用する素材はできるだけ抑えめにしたほうが無難です。
シンプルな素材の構成で、空間のダイナミズムや光のコントラストを表現した方が、
スタイリッシュでカッコイイ。
しかし、ひとつひとつの素材を吟味し、色のバランスやテクスチャーを慎重に検討しながら
素材どうしを組み合わせ、全体のバランスをとってっゆけば、
それぞれの素材が共鳴し合った、独特の空気感のある空間が生まれます。
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