- 敷浪 一哉
- 有限会社シキナミカズヤ建築研究所
- 建築家
対象:住宅設計・構造
昼間にカーテンをしなければならない窓は意味が無い、という持論を常に持ちながら、窓の大きさ、位置については慎重に考えています。
今回も、視界を開くための窓、光を注ぐための窓、風を通すための窓、と性格を大きく3つに分けてそれぞれ配置しています。
この家は先述の通り、建物が密集した地域に建っています。何も考えずに窓をあけると、「隣の家にこんにちは」となってしまいます。
今回は、スリットを強調するための窓があり、その窓を伝ってスリットの中により多くの光を取り入れることを狙っています。