
- 藤澤 優
- 株式会社わいず 代表取締役
- 組織コンサルタント
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
子供の頃、ご飯を残さず食べると、親は自分ごとのように褒めてくれた。
掃除をすれば、隅に埃が残っていても、食器を洗えば完璧じゃなくても褒められた。
最初は褒められたことに満足すrのである。
やがて、もっときれいにするのはどうするの?
もっと早くするにはどうしたらいい?
その先のステップへの道しるべをさりげなく提案される。
親に良いようにあしらわれていると思いつつ、生来の負けん気が俄然目覚めるのだ。
もっと褒められるためにはどうすればいいのか。
子供なりにさまざまなことを考える。
それは、やりがいに通じる幼稚な考えでもあった。
この考えをふと思い出したのは多くの部下を持つ40代になってからである。
競争社会の個の時代を生きてきた我々にはヒトを褒める前に自分を褒めながら生きてきた傾向がある。
振り返ると周囲には誰もいなくなったと嘆く人たちもいるのが現実。
果たして、自分のことしか考えずに仕事を実践してきた人間には、耳の痛い事実である。
少子高齢化という時代。
ヒトの少なくなった時代に、お金のかからないモチベーションの上げ方に、このヒトを褒めるという行為だ。
褒めるのは、時間、場所、状況を考えなければならない。
仕事でも自宅でも、とにかく、ヒトを褒めよう!
褒めてやる気が出るなら、褒め方を研究しよう。
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