手数料がクレジットカード決済時に差し引かれていたという人は結構いるようです。カード加盟店の支払うクレジットカード手数料と、カードを使った当人が支払う手数料は別のものです。カード利用者が支払う手数料には、年会費などの維持費やローンやキャッシング利用に伴って発生する手数料、分割払いなどで生じる利息分があります。そして、クレジットカードで支払いが行われると、カードで払った金額の3%~7%は加盟店手数料となり、手数料として払わなければなりません。
払い先は、どちらの場合もクレジットカード会社です。カード払い手数料などの理由をつけて、クレジットカードでの支払いに限り手数料をプラスした金額を求める店があるようです。通常なら、カード加盟店がクレジットカード会社に手数料として支払わなければならない分です。元々の意味を考える場合、このお金は客が店に代わって負担をする必要のないお金です。支払う必要はありません。
クレジットカードの決済より現金払いに有利な割引やサービスをつけて現金払いを勧めるところもありますが、こちらも考えものです。店サイドからすると、クレジットカードより現金で支払ってもらった方が手数料不要でお金も確実に入るため、現金払いを優遇するようです。現金払いのポイントの付与率が高くし、クレジット払い時の手数料と折り合いをつけている店も存在します。
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