- 松尾 琢磨
- 株式会社エヌ・プランニング 代表取締役
- 大阪府
- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
担保がなければ利用できないローンを知っていますか?一旦借りたお金が何らかの理由で返済できなくなった時のために用意しておくものが担保です。
借りる側が担保を立てることで、返済ができなくなった時でも貸す側のリスクを減らすことができます。担保を明確にした上でローンを組むことで、返済に問題が生じても支払いができるようになっているのです。大別して、担保ローンには物的担保と人的担保があります。
人的担保は、返済を別な人が肩代わりをすることになります。物的担保は、融資を受ける際に債務者が返済困難になった場合でも、資金が回収できるよう債務者の不動産等の財産を担保に、借り入れするローンのことをいいます。敷地や住宅を担保に設定することによって、住宅を建てるためのローンを組むというケースも多いようです。
物的担保を立て、住宅ローンを組むというパターンが、住宅ローンでは大半です。物的担保として立てた土地を査定した結果、それほど金銭的価値がなかったために、高額融資が受けられなかったということもあります。いずれの場合でもいえることですが、ローンを利用する場合は、完済まで無理なく計画的に進められるような準備を整えましょう。融資を受けておきながら返済不能状態に陥ってしまうと、一歩間違うと現在の生活すら失ってしまうこともあります。担保ローンは十分に気をつけて物事を進めていきましょう。
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