- 荒木 勇
- 株式会社アラキ工務店 代表取締役
- 京都府
- 工務店
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
.
沈下した町家を直しています。
かなり痛んだ町家です。
床が大分朽ちて、建物が大幅にいがんでいました。
左の写真は、柱を上げた後の状態で撮影。
もともと、沈下した建物に、そのまま外部にトタン波板を張られていました。
そのままだと、2Fの床の水平が取れないので、ジャッキアップして梁組を水平にしています。
桧端板(10*90*300)が横に通っています。これはもちろん、水平レベルで入っています。
一方、外部トタン波板下地胴縁が柱のところで、くの字に曲がっています。
これは、柱を沈下する前の状態に戻したところ、こんなになってしまいました。
右の写真は、その反対側の壁です。
ここも荒壁が大分落ちています。
下地竹が見えていますね。ここも後で荒付します♪
大分落ちているので、実は、ここは、「京町家棟梁塾」の生徒さんたちに手伝ってもらいました。
(もちろん、土・藁・竹等はこちらで手配しています)
足元の下ったところに新材が挟まっていますが、これだけ柱が上がったという印です。
このあたりは、設計の先生の指示に従って施工させていただきました(^^)
(株)アラキ工務店
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