アメリカでも裸足で走る方が身体のためによいという新しい研究がされました。研究したのは、ハーバード大学の Daniel Lieberman博士で、「裸足で走る人の足の使い方や着地の仕方は、優れた走法であると思われる」と述べています。
研究では、一度も靴を履かずに育った人と、靴を履いて育った人を比較したり、初めは裸足で後に靴を履くようになった人など、いくつかのパターンを調べています。
その結果、裸足で走る人の多くは、かかとを下ろす前に足の母指球の外側で着地して走る傾向があったのに対し、靴を履く人の75%以上がかかとから先に着地していたということです。
かかとからの着地を繰り返すと、ショックが強くかかって足を痛めることになります。靴を履くことは、その力を靴のクッションで吸収できます。踵より前で着地すれば、靴が無くともショックをふくらはぎの筋肉で吸収でき、より滑らかな走りができるとのこと。
ただ、そのような走り方は、強靱なふくらはぎの筋肉が必要で、一般の人には負担が大きいようです。ですから、かかとから着地する人は、クッションの効いた靴を選んだ方が、無理なくランニングできます。
現代人には歩く、走るということに靴は欠かせないものとなっています。足にあった良い靴を選ぶのは、足の健康にとってとても重要なんですね。
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吉川祐介 Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア