部屋が広くても膨大なモノを所有する私達の生活では、収納場所がなければ快適暮らしは不可能なのです。 そして、個室に計画するクロゼットも意外とリビングスペースにはない住居をよく見かけます。
そこで住まいの中で一番使用頻度の高いリビングスペースには、必ず余裕のある収納を計画しなければなりません。 リビングで使うモノはすべて収納でき、使うときは簡単に取り出せるという収納計画がこのスペースでの収納計画の秘訣なのです。
写真は、収納不足のリビングスペースをスペースの拡大とともに収納計画を見直しリノベーションした事例です。 「大きな壁面」を利用して1ヶ所に集約したリビングスペースの壁面収納は、限られた空間のなかでたいへん使いやすくスッキリと広々と暮らすことを可能にします。
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このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
03-6379-4831
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