最近話題のLED電球をいろいろと試しています。一般電球型の白熱灯のような電球色の製品も発売されはじめたからです。写真のものは東芝の製品で60W相当の電球色のLED電球です。消費電力6.9wです。でもこれは密閉型器具(カバー付きのもの)には使えません。密閉型器具対応として40W相当のLED電球があります。ともに寿命は4万時間となっていますので、8時間つかったとして約13年半電球の交換をしなくて済む計算になります。普通の60Wの白熱電球は約2000時間ですので寿命は8ヶ月くらいです。電球タイプではなくて、LEDのダウンライトなどの照明器具も発売され初めています。こちらは1台2〜3万円くらいと高額な上に、電球の交換ができません。13年後に寿命になった場合は器具そのものを交換する必要がでてきますので、電気屋さんに工事を依頼しなければならなくなるのではと思っています。いまの選択としては、白熱灯のカバーのないダウンライトを工事でつけて電球をLED 電球に交換するのが一番いい方法なのではと思っています。いま設計中の深谷市の住宅では、廊下やトイレなどのダウンライトをこの方法でLED 照明にする計画にしています。
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