スウェーデンのイエーテボリ大学脳神経学研究所で行われた1200万人を対象にした大規模な研究によると、若いころに心血管系が強いと知力が向上し、学業成績も上がり、将来的な成功にもつながる可能性が高くなるとのこと。筋力の強さと知力の間には関係がないこともわかりました。
双生児のデータ分析からは、心血管系と知力の関連性の80%以上は環境因子によるものであり、遺伝によるものではないということが示されてます。このことから、心血管系を強化する有酸素運動系のトレーニングが、知力の向上に大切であることがわかります。
なぜ心血管系の健康が脳機能に影響を及ぼすのかについては、脳血流の改善、不安の減少、気分の向上および疲労感の軽減など、いくつもの因子から説明できると専門家は述べています。
吉川祐介ウイケアカイロプラクティック