
- 伊藤 健之
- ユー・ダブリュ・コンサルティング 代表
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
人は7ビットまでしか同時に処理できない、らしい。
1ビットは、簡単に言うとYes/Noの判断の単位。
「聖徳太子が7人の話を同時に聴ける」、とか
マジックナンバー7(管理ができるの最大数は7人まで)
という話しは、すべてこの理論で説明できるのかもしれません。
本題の「フロー体験」とは、
「7ビットすべてを一つのことに集中させている状態」のことを意味します。
「朝から何かに没頭していたら、気づいたらもう22時になっていた」
「夢中になってサーフィンをしていたら、3時間も経っていた」
なんてこと、たまにあるじゃないですか。
こういうのがフロー体験です。
このフロー体験から得られるパフォーマンスやアウトプットは、没頭している分、
レベルがもの凄く高い。
なので・・
「人はフロー体験を通じて、成長を実感する」
しかし、そう簡単に7ビットすべてを、あることに費やせないものらしい。
例えば、人の話を聴いていても、
「その人の話の背景」や「次に自分が何を言おうか」などを考えていると、それ
だけで3ビット4ビット使ってしまっている、とのこと。
組織の中では、これが一層難しくなるようです。
「あの上司にこう言われそうだ」
「あいつから、こう見られたら嫌だな」
などと考えているうちに、5−6ビットを平気で使ってしまっている。
つまり、使えるビット数が、普段からとても少ない状態が多い。
ひどい場合だと、7ビットすべてを、そうした「くだらない」ことに費やしている。
こうなると会社の中でフロー体験なんぞ、できるはずもない。
フロー体験を「ワクワク感」と言い換えてみよう。
どれだけ組織内で「ワクワク」できたかが、成長実感を決める。
成長実感は、職場をますます楽しくする。フローに入りやすくなる。
なるほど。
働くひとのワクワクをどれだけ増やせるか、
フロー理論からも正しいアプローチと言えそうです。