- 中沢雅孝
- 神奈川県
- YouTube専門コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
それは既存のお客様から再び買って頂くことです。
この不況下において、広告費をかけることも
なかなか難しいでしょうし、広告の反応はどんどん低下しています。
既存顧客の維持コストは、新規顧客の獲得コストの6分の1
というデータもありますが・・・
こうした結果になるのは、当然と言えば当然です。
見ず知らずの人に、
道端で「1000円で買って下さい」とものを売るより、
すでに知っている人に、
直接会って「1000円で買って下さい」とものを売る方が
よほど簡単だと思います。
なぜそうなるかといえば、
それは、すでに「関係」ができているからです。
そして、その関係が良好であればあるほど、
売上は上がりやすくなります。
ある調査では、下記のような数字が出ています。
・非常に幸せで満足しているお客様は、
平均より【23%も多く】お金を使ってくれる
・普通に幸せなお客様は平均より【7%多く】お金を使ってくれる
・どちらでもないというお客様は平均より【マイナス1%しか】
お金を使わない
・満足していないお客様は平均の【87%しか】お金を使わない
これは、お客様に満足をして頂くこと、
ホスピタリティを高めることで、顧客単価が上がることを証明していますが、
他にも、お客様を満足させ、感動させることは、
リピート増、紹介・口コミ増など様々な効果が期待できます。
逆に、今、お客様と関係が良好でないとしたら、
不況においては、真っ先にお客様から「切られ」てしまいます。
これも人間関係に置き換えればよく分かります。
3回デートしただけの異性と、''1年間同棲''した異性と、
どちらと別れるのがつらいでしょうか?
不況であればある程、
お客様と、「別れるのがつらい」と思われるほどの
絆を結んでいる必要があるのです。