- 竹内 和美
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
- 研修講師
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
という風土があり、残念ながら、それは現代社会にも、どこかしら根付いている様子があります。
そのため、ジェンダーフリーを目指すという政府の方向付けはあっても、
なかなか、進まないのが現状です。
インターネットのニュースを読むと、相変わらず男性社員の育児休暇を申請する人が少なく、
理由は、「職場に迷惑をかけるから」という人が多いようです。
「人は人のために生きようとする」から、生きられる生きものです。
だからこそ、職場の人たちに迷惑をかけないことは、何より優先される重要なポイントになるのでしょう。
しかし、では、自分の家族や子供のためには、生きられないのでしょうか?
なぜ、優先順位が下がるのでしょうか?
そこにあるのは、甘えではないでしょうか?
家族だから理解してもらえる。
妻には許してもらえる。
子供には、自分の気持ちは、十分、伝わるであろうという「依存心」が、この社会の風土を変えようとしない根本的な問題ではないでしょうか?
これまで、経済環境が悪化してもさほど影響なくすごした成績の良い企業ほど、研修をさせたいと願う経営層と、現場にかい離があります。
これまでは、いやなこと(教育を受ける)をしなくても、企業の成績は右肩に上がっており、社員の給料も上がっていたのです。
だから、依存心を払しょくし、自律しなければ自分の給料を獲得できないという厳しい時代に陥っても、変化したことにすら気づかず、依存的に組織頼みに、相変わらず行動しているのです。
家庭にあっても、企業にあっても、どこでも依存的に生きることは、もはやだれもできる状態ではないのです。
こう書けば、ますます、男性の育児休暇など、もってのほかかも・・と受け取らないでください。
真に自立した社員が増えれば、「お互いさま」の精神が育ち、自分の人生において、最も大切なことを優先させる生活を送ることができるようになるからです。
そのためにも、職場、職責のみならず、家庭においても、自分の使命が果たせられるよう、自分づくりを怠らないようにしましょう。
教育は、気づきのきっかけです。
この秋、プロとして生きるために何が必要か、改めて学んでみませんか?
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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