全体としては携帯電話と脳腫瘍との間には良性、悪性ともに関連はみられなかったものの、厳密な方法を採用した研究では有害な影響が報告されていたことが分かりました。それらの研究では、10年以上の携帯電話の使用により脳腫瘍の発症リスクが18%増大するほか、一部の研究では携帯電話を使用する側の脳に腫瘍が発生する比率が高いことも示されたとのこと。厳密さが低い研究(多くは業界団体の支援によるもの)では保護効果があるとの結果が出ていることもわかりました。
通信電話業界が実施した研究と、そうでない研究の結果が異なるというのは、もう一度「携帯電話は本当に安全か?」というところに立ち返って、第三者による厳密な調査が必要であるということですね。
ちなみに、私は携帯電話を持っていないので、ちょっと安心しています。
吉川祐介ウイケアカイロプラクティック