このほど、アメリカの医学誌に炭酸飲料をはじめとした砂糖入りの飲み物に対して課税することを提唱する意見が発表されました。砂糖入り飲料は、健康への利益がなく、有害であるとの強いエビデンス(科学的根拠)があり、摂取率が高いという点では別格であることが理由のようです。
ある研究では砂糖入り飲料の摂取が1 サービング増えると中学生の肥満リスクが60%増えることが示されたほか、高校生100人を対象とした別の研究では、砂糖入り飲料を排除すると体重が大幅に減少することが示されているそうです。
過剰なカロリー摂取を、課税によって抑えようとする考えには賛成できませんが、体重オーバーの患者さんの中には、確かにそうした飲み物が好きな方がいらっしゃるのも事実です。
できれば、意識を改革していくことで、自ら健康的な食生活の習慣を身につける事ができればと思います。
吉川祐介 Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア