ISO22000 用語の定義 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

西村 茂樹
西村経営事務所 
経営コンサルタント

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
寺崎 芳紀
(経営コンサルタント)
寺崎 芳紀
寺崎 芳紀
(経営コンサルタント)
寺崎 芳紀
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年04月25日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。
今日は豊橋でISO22000コンサルでした。
今日から食品安全マネジメントマニュアルを作成する作業です。

多くの会社は食品安全マニュアルを作成する際に、ISO22000要求事項の項番をそのまま活かして内容を記載しているかと思います。
この会社もそうでした。

3.用語の定義
3.1 …
3.2 …

・・・と工場でマニュアルの案を作成していました。用語の定義の内容はISO22000の用語の通りに記載していました。
それならば必要ありません!なぜなら、そんなことは規格の本に記載していますから!

マニュアル作成する場合は、もっと分かりやすい言葉で記載しましょう♪


例えば、
3.16検証 客観的証拠を提示することによって、規定要求事項が満たされていることを確認すること【悪い例】


3.16検証 1日の最後に課長がその日の作業が問題なかったかどうかチェックシートに印鑑を押す作業。【良い例】

従業員にとってどちらが分かりやすいかは一目瞭然です。
*検証には他の方法もありますから、これが正解の答えという訳ではありません。あくまでも一例です。

何のためにマニュアル作成をするのかを良く考えてみましょう!


(審査員のためですか? OR 自社の従業員のためですか?)

■追伸
「簡単な言葉で書くのが良いのは分かっているけど、ISO用語をそのままのほうが、マニュアル作成は簡単。」、「そんな簡単な言葉ですらすら書ければ良いけど、実際は書けません・・・」と社長や、管理責任者に言われました。

⇒だから、私がお手伝いに来ているんです(笑)!

この会社もISO9001を運用していますが、以前のISOコンサルの力量が低かったようで、規格の裏返しのマニュアルになっていました。。。

分かりやすいマニュアル作成をご希望であれば、迷わず西村経営事務所へご連絡くださいね!