今回は、「なぜ神経系の機能異常が起こるのか?」その本質的原因を説明していきます。
神経系の中枢は、もちろん脳です。私たちの脳は起きているときも、寝ているときも常にさまざまなことを思考しています。心理学的には、4%が顕在意識で、残り96%は潜在意識・無意識の領域と言われています。脳は、この意識していない96%も活動し、さまざまなことを感じ、思考しているわけです。
この感じ、思考していることが、顕在意識では気づかないストレスだと、私たちは、神経系を介して条件反射的にカラダのさまざまな器官に影響を与えます。
そのとき、私たちが本来持っている「誤差許容性」、揺らぎは保てなくなります。ギターなどの弦楽器で例えると、弦が張りすぎた状態になります。
このような状態では、いい音色を奏でることができないですし、弾くとその力に耐えられず切れてしまいます。
肩こりは、似たような原理で、普段は対応できる姿勢でも、神経系の揺らぎがなくなった状態だと、過度の緊張が起こり、結果、肩こりを生じるのです。
この話は、肩こりに限ったことではなく、さまざまな症状の本質的メカニズムです。
「カラダは心の鏡」と言われる由縁なんですね。
山中英司
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このコラムの執筆専門家

- 山中 英司
- (カイロプラクター)
- 陽開カイロプラクティック
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
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