本来はそれぞれのスペースにゆとりがあれば独立した空間でも成立するわけですが、限られたスペースでいかに魅力的に暮らすことができるか、という発想のもと考えられた日本式リビングの代表的なスタイルともいえます。
しかし、このオープンリビングは、ただ広ければ良いというものではなく、一つの空間のなかで、「キッチンとダイニング」、「ダイニングとリビング」、「リビングとキッチン」・・などそれぞれの関係がきちんと成立する空間でなければ快適なリビングスペースにはなりません。 ただゴチャゴチャした落ち着かない空間になる恐れがあるのです。
1.家具の配置がきちんとできる
2.素材やカラーの調和を図る
3.動線にムダがない
4.見せる部分と隠す部分の収納機能がある
5.照明計画のバリエーションがある
私は以上の5つの点を基本にオープンリビングの計画をすべきだと考え「オープンリビングの法則」と呼んでいます。
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このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
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