
- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
グローバルな通貨準備高に準じて組むことをお勧めしています。例えば米ドル55%、ユーロ25%、ポンド10%、その他10%などです。
?先進国で格付けの高い国債がお勧め
投資方針は「リスクをできるだけ抑える」です。従って、格付けの高いものや先進国の国債を優先します。
?高利率の債券は短期のものがお勧め。
原則、利率が高い通貨(国)は、物価上昇率が高い=インフレ率が高いと予想されます。
従って原理的には当該通貨は将来円に対して安くなります。償還されたときに円ベースでの受け取りが少なくなる可能性が高いです。(金利だけを条件として考えたときです。ファンダメンタルの他要件により、円安が継続される場合もあります)
?国債、事業債は自国通貨のものがお勧め。
ある発行体が自国通貨でなく、他国通貨で発行することは自国通貨での調達よりも金利を高く設定している場合は、自国通貨に対し発行通貨が安くなる予想が高いと考えます。また、そこに金利スワップなどの仕組みがあることが予想されます(仕組みがわかないものには投資しない)。
0番として、毎年度の利息が必要か確認下さい。利息収入を必要とせず資産を殖やす場合は、ストリップ債(ゼロクーポン)がお勧めです。利息分を除いていますので購入資金が少なく済み、償還日まで保有すれば額面金額で償還されます。
以上の検討が終わりましたら、一覧表にして外貨での購入金額をいれ、日本円換算をして、購入金額やバランスを確認ください。1,000ユーロ、1,000米ドル、1000豪ドルでは同じ1,000ですが約16万円、約12万円、約10万円と異なります。結構錯覚するので必ず確認が必要です。