●保険料
現在の保険料率は標準報酬月額の15.35%となり、会社と本人と折半に
なりますので、本人負担の率は7.675%となります。
標準報酬(月給+通勤交通費1ヶ月分のイメージ)が30万なら、23,025円
となります。
この保険料率は平成29年まで毎年0.354%ずつ上がっていく予定で、
平成29年には 18.3%(個人負担は9.15%)となる予定です。
そうしますと、標準報酬が30万なら、27,450円となり、現在の保険料から
較べると 19.2%の上昇となります。
標準報酬が変わらずに現在の保険料率が続いたと仮定したら
平成21年8月から平成30年10月までの保険料累計は 約2,555千円
標準報酬が変わらずに保険料率が予定通り上昇した場合には
平成21年8月から平成30年10月までの保険料累計は 約2,838千円
で差額は283千円となり、結構な金額になります。
同じ給与だったら手取りが減っていってしまうことになります。
減ってしまう分はお金に働いてもらう(資産運用)必要がありますね。
このコラムの執筆専門家

- 山宮 達也
- (神奈川県 / ファイナンシャルプランナー)
相談者自身が考えて行動を起こせることを目指します
知らないと損することが多い世の中です。保険や公的な手続きは、自分からアクションを起こさないと得られるものはありません。相談者のお話をよくお聞きして、相談者自身が自らアクションを起こせるようなアドバイスを行ってまいります。
070-4004-0236
「給与明細から見る保険」のコラム
給与明細から見る保険(2009/05/01 20:05)