思います。
えっ! 倍の保険料?
今回は、あなたが天引されている公的保険料ですが、実際は2倍の保険
料なのです。
例えば仮に30歳で、標準報酬月額(月例給与+交通費1ヶ月分のイメー
ジ)が30万とし、計算の便宜上今月の給与を30万とした場合の天引保
険料は以下のとおりです。
健康保険料 12,300円(協会けんぽ加入)
厚生年金保険料 23,025円
雇用保険料 1,200円
一方で会社は以下の金額を負担していることになります。
健康保険料 12,300円
厚生年金保険料 23,025円
雇用保険料 2,100円
労災保険料 1,200円
児童手当拠出金 390円
※労災保険は小売業での一般料率を適用
会社勤務の方の場合には、自営業の方と較べると会社が負担してくれて
いる分優遇されていると言えます。
また健康保険組合がある会社は、健康保険料の本人天引分がもっと少な
くて済むところもあるようです。
このコラムの執筆専門家
- 山宮 達也
- (神奈川県 / ファイナンシャルプランナー)
相談者自身が考えて行動を起こせることを目指します
知らないと損することが多い世の中です。保険や公的な手続きは、自分からアクションを起こさないと得られるものはありません。相談者のお話をよくお聞きして、相談者自身が自らアクションを起こせるようなアドバイスを行ってまいります。
070-4004-0236
「給与明細から見る保険」のコラム
厚生年金保険(保険料編)(2009/08/06 20:08)