- 増井 真也
- 建築部門代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
例えば関東地方で作られる家の天井下地、通常の流通している材料は赤松の角材であって、杉はほとんど利用されません。杉は赤松に比べると柔らかく釘持ちが悪い、また反りなどの変化が出やすいというのがその理由です。
最近の住宅の天井はクロスや塗装、漆喰などを利用しますのでそのような変化が出てしまうとひび割れなどにつながることになります。それを防ぐためにわざわざ赤松を利用するのですが、実はこの材料はロシアなどから輸入しているのです。ロシアから輸入している材料が日本国内にたくさん生えている杉よりも流通している埼玉県ではこのことにほとんど疑問を感じませんでした。
しかし、屋久島は違います。屋久島や鹿児島で取れる杉が多く流通し、価格も安いのです。そこで、屋久島の家ではこの杉を下地として利用しました。もちろん天井の仕上げには割れなどがおきない杉を利用しています。こうすることで杉の下地材の欠点をカバーし、まさに地産地消の家作りをしたわけです。
ますいいリビングカンパニー
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