まだまだ理解されていないのも現状 Part2 - リフォーム・増改築全般 - 専門家プロファイル

阪本 貴洋
有限会社NOW 代表取締役
リフォームコーディネーター

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対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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まだまだ理解されていないのも現状 Part2

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  1. 住宅・不動産
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リフォーム1・2・3! 新築の知識も少し

「住宅の品質確保の促進などに関する法律」(品確法)


1.「住宅の基本構造部分についての10年間の
     瑕疵担保責任の義務付け」
2.「日本住宅性能表示基準の制定と性能表示制度の導入」
3.「住宅専門の紛争処理機関の新設」

が、2000年4月から主軸となり施行されています。

今回は、2番目の
「日本住宅性能表示基準の制定と性能表示制度の導入」
について触れていきましょう。

住宅性能表示基準とは



購入者が、メーカーや工法の違いによる住宅の性能を

客観的に比較する為の共通項目です。



と聞くとほとんどの人は、

「ほう!では全項目最高等級が理想のマイホームですね」

と言われる。


そうとは限りません!


なぜ?

と、なられたかと思いますので簡単にお答えいたします。
項目の中に音環境という項目があります。

これは、騒音の防止など聴覚に関する項目です。



あなたのお家が、閑静な住宅街にあるのであれば、
遮音性能が最高のクラスのサッシを付ける「必要性は、ない」ですよね。

構造安定のために壁面を多くすれば、
窓のような開口部分が小さく・・・採光面積が狭くなって

「暗い・・・」

ってなりますよ。

少々極端な例ですが、

最高等級=最高のお家ではない!!



という事を覚えておいてください^^

要するに



「日本住宅性能表示基準の制定と性能表示制度の導入」とは、

一つの目安


であり、住宅のすべてを決めるものではない!ということです。

1.デザインの良さ
2.居心地
3.素材
4.動線

など、ライフスタイルにおいての重要な要素は、
表示項目では、得られませんのでご注意ください。