1.預貯金の効能(1) - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月25日更新

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1.預貯金の効能(1)

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資産運用の原則 現金・預貯金の大切さ
○円の預貯金の効能(余裕資金の考え方)
 
良く投資にまわす適切な金額や適正な比率のご質問があります。私は基本的に投資には余裕資金を投入すると考えていますので、これが適正な額、適正な率は無く、下記の式に当てはまる資金で投資されるようお答えしています。

余裕資金=現在の貯蓄額―[基本生活費×6ヶ月〜12ヶ月+今後1年間に予定している確実な支出]

例えば、現在300万円の預貯金が有る方で、生活費が月に25万円、今年資格取得のために50万円の支払いを予定している場合
300万円―(25万×6+50万円)=100万円が投資に使える金額になります。

6ヶ月では心細く12か月分を手元に残したい場合は、投資に使うお金はなく、まず「貯金から」、または「毎月積立で」をお勧めすることになります。
最低生活費6ヶ月分の根拠は、失業した場合や怪我・病気での入院に際し、投資した商品の売却を考えずに乗り切れるためです。

注)以前数回、3か月分と回答した事がありました。
その際は手元資金としての普通預金を対象としたことによります。海外のアセットクラスも対象とした資産配分を考えた際に、より安全志向を高め、そして定期預金などの運用もこのアセットクラスに入れる為6ヶ月としています。