シェアハウスの市場規模2 - リフォーム・増改築全般 - 専門家プロファイル

藤田 将友
株式会社Rバンク 
不動産コンサルタント

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対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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シェアハウスの市場規模2

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シェアハウス
前回は、シェアハウスの市場規模についてレポートしました。

今回はその続きですが、シェアハウスには、急速な市場規模の拡大が起こりづらいため、

しばらくは、現状の 需要>供給という形が続くでしょうという締めくくりでした。

何故、供給量が大きく増えていかないのか? 

ズバリ「不動産業者が大家さんにはシェアハウスを勧めない!」からです。

不動産経営をしている大家さんや法人は、多くについてお付きの不動産業者がいて、物件

の管理を行なっています。

シェアハウスは、不動産業界では、慣例となっている礼金制度という考え方がありません。

多くの場合、賃貸を借りる際に、支払われる礼金の内1ヶ月分は、管理する不動産業者への

報酬となります。

シェアハウスでは、礼金といった取り方ができないため、募集をする不動産業者の取り分が

減ってしまうと考えられるます。

更に、一般的な不動産管理は、ほとんど手間がかかりません。入居者からのクレーム対応等

も、それ程、頻繁に起こるわけではなく、黙っていても、毎月管理委託料という手数料を

頂けます。

シェアハウスでは、そうはいかないケースが多いのです。

シェアハウスは、共同生活のため、入居者間でのトラブルや要望が多く発生するケースが

あります。それに対応するのは、管理している会社です。当然、手間は増えます。

そのため、シェアハウスについて、良いイメージを持っている不動産会社はまだまだ少ないの

ではないかと考えています。

弊社では、商品の一つとして「シェアハウス」を積極的に紹介しています。

なぜなら、このような手間をかけても、シェアハウスには魅力的なポイントが多いからです。

次回は、シェアハウスのメリット(大家編)をレポートします。



シェアハウスのコンサルティングは、株式会社Rバンクへ TEL:03-5728-7720