- 野平 史彦
- 株式会社野平都市建築研究所 代表取締役
- 千葉県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
住宅の設計は、契約を済ませると殆ど週一回のペースでお客様との打ち合わせが始まります。
この最初の段階、プランが確定するまでの段階を,私達は「基本設計」と呼ぶのですが、
この基本設計から実施設計を終えて実際に工事に入るまで、打ち合わせの中で設計者が何を考え、設計を進めてゆくのか、今始まったばかりのある小さな家の設計作業を通して、設計者の苦悩?を赤裸々に語ってみたいと思います。
施主の立場に立たれる皆さんに、少しでも設計者の頭の中を覗いてみて頂ければと思います。
(毎週水曜日に掲載予定)
さて、今回ここで取り上げてみたい例は(最初の写真)、緑に恵まれた広大な敷地の中の大きな木の下に建てる小さな家です。
現在、倉庫が建っている位置に、それを取り壊して、30代の若夫婦と2歳の息子の、3人家族のための家を建てます。
まず、施主の要望条件をヒアリングしますが、次週には「たたき台」として一案まとめます。
(次週は「たたき台」のプランの考え方について、、)
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今月の船橋建築塾は、7月18日(土)です。
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