「実は戦時中の不発弾が敷地に埋まっている可能性があるので、その調査が終わってからでないと家を建てることができないようです」とFさんから話がありました。
京都などでは古墳や昔のものが出土すると工事をとめて、調査に入るなどの話がありますが、この家は山口県の防府市。この冬くらいに周辺住民から聞き取り調査があったようです。
当初は今年の5月に現地調査に入り、7月には処理を済ませるという話だったのですが、市で予算づけが難航したようで、7月から調査に入ることになりました。
金属探知調査をして、不発弾の存在が確認出来なければ無いものとして工事に入れるようですが、もしあるようでしたら、処理をするのが10月頃になるようです。これにはFさんもがっかりのようでした。
この家を建てるに至ったエピソードも満載のFさんご家族ですが、この不発弾処理に関しては、他にはなかなか無いトピックでしょう。
先日お会いして打ち合わせした時に「将来のネタ造りだと思って、ゆっくり楽しみましょう。それまでは家造りのことは忘れて、思いっきり遊んでください」という話をしたら、随分楽になったようでした。
家の着工はまだ先ですが、「この話がこれから家造りを考えている人の参考になるようでしたら・・」とこのオールアバウトに記事掲載のOKをいただいたFさんには感謝しています。
今後の流れどうなるのでしょうか!?
またレポしますね!
このコラムの執筆専門家

- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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