- 野平 史彦
- 株式会社野平都市建築研究所 代表取締役
- 千葉県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
来客が泊まるスペースが必要だったり、
どこかゴロゴロできるスペースが欲しいとか、
最近は殆ど生活パターンが西欧化しているので、
畳の部屋がない、というのも普通である。
しかし、だからこそ和室ではなくとも「畳」のあるちょっとしたスペースが求められる。
この家の和室は総てシナベニアの目透かし張りである。
安く木の空間を作るには最適で、それなりの雰囲気がある。
和室にはカーテンは似合わないから、通常は雨戸で遮光するが、
モダンな家には雨戸は似合わないし、シャッター付きのサッシなど
建築家なら使いたくはない。
この家は障子窓の内側にもう一枚シシナベニアでフラッシュ戸を付け
遮光と夜間の断熱窓としている。
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次回の船橋建築塾は7月18日(土)
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