
- 最上 雄太
- 株式会社イデアス 取締役CEO
- 東京都
- ビジネススキル講師
対象:人材育成
EQ(こころの知能指数)研究者であるダニエル・ゴールマンは、
ラポールを以下のように説明しています。
ラポールは、人と人のあいだにしか生まれない。だれかとの
関係が気持ちよく、ぴったりと噛み合い、円滑に進んでいる
とき、私たちはラポールを感じる。
ただし、ラポールは一時的な気持ちの良い関係よりも、奥の
深いものだ。ラポールによって結ばれた人は、より大きな
創造性を発揮でき、より効果的な意思決定ができる。
夫婦でバカンスの予定を立てるときも、経営トップが
ビジネス戦略を立てるときも、それは同じだ。
ラポールは気持ちのよいものだ。心が通じ合った満足感が
得られ、相手のやさしさ、理解、誠実さが感じられて、
親しい気持ちになれる。お互いに対する好意的な感情に
よって、どれほど短時間の経験でもきずなが強まる。
引用元:ダニエル・ゴールマン 土屋京子訳
(2007)『SQ 生き方の知能指数』日本経済新聞社
心の距離を近づけるためには、ラポールが重要です。
相手と円滑な意思疎通には、ラポールという心の架け橋が
前提となるといえそうです。
ラポールを築くために、秘訣があれば知りたいと思いませんか?
次回のコラムで紹介させていただきます。
お楽しみに!
その人に必要なマインドを引き出し、「ぶれない軸」を作ります
株式会社イデアス 取締役CEO/研修講師 最上雄太