内と外を貫通する建築金物を取付しなければなりません。
胴差しは、1階と2階、2階と3階の境にくる大切な構造骨組。
人間でいうと腰骨にあたるような部分でしょうか・・。
建築金物は金属ですから熱を通してしまいます。
熱橋になってしまいます。金属は熱を通しやすいのです。
外が寒いとその寒い冷たい空気の熱を金物が中まで伝えてしまいます。
内部に貫通すると金物は室内の暖かい空気とぶつかって
金属は表面結露の危険性があります。
結露を繰り返していると結露水は やがては建築金物のまわりの材木を腐らせてしまいます。
腐ってしまうと、耐震性能を増すために取付した金物も肝心な時(地震時)
ズボっと抜けてしまいに役に立たないことになってしまいます。
高断熱・高気密住宅の場合 室内と外気の温度差はより大きくなりますから
金物などの熱橋部分の処理は大変重要になってきます。
弊社では、写真左のように胴差しなどに座彫りをして
そこに現場発泡のウレタンを注入しております。
外部の空気に金物が触れないようにしております。
出来上がりは写真右のような感じです。
弊社ホームページをご覧いただきますと現場周辺地図、現場見学会の情報、
ブログでは現在建築中の現場の写真をご覧いただくことができます。
<女性建築士・インテリアコーディネーターと創る体に優しくエコロジーな家づくり>
練馬区と板橋区で高断熱高気密FP工法、省エネルギー、オール電化、
太陽光発電と自然素材を使ったエコロジーな住まいを建築する
地域密着工務店です。
株式会社 アセットフォー
http://www.assetfor.co.jp
このコラムの執筆専門家
- 野瀬 有紀子
- (東京都 / 一級建築士 インテリアコーディネーター)
- のせ一級建築士事務所 代表
女性のための住まい相談室
住まいの建築、購入、リフォームを考えていらっしゃる女性のための相談、サポート、セカンドオピニオン専門事務所です。一生に何度も経験する訳ではないので、解りにくい建築や不動産の事。 転ばぬ先の杖としてご利用いただければ幸いです。
03-5935-8330
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