ドレミ楽譜出版社から出版された、こどものためのリズム絵本 タティティです。
音符とリズムを絵とワークで楽しく学ぶ
この楽しい教材は、出版されたばかりの新しい教材です。
もともとは海外の教材ですが、日本版として出版されました。
著書の冒頭から、この本のチェックポイントを挙げてみますね。
■パズルや絵で楽しく音符、休符の勉強ができる
■4分音符の勉強から入り、それより長い音符(2分音符など)と、
短い音符(8分音符など)のどちらの勉強にも進める
■豊かなイメージを喚起する楽しい物語から始まる
■ワークの他に、足踏みや手拍子、歌うことで勉強が深まる
■リズムを感覚的に身に付けるための、楽しいクイズ形式
■個人レッスンはもとより、グループでもワークシートに
取り組むことも可能
著者のカタリーナ・アポストリディスさんについて
ドイツのリューベック生まれ。音大でバイオリンを師事。
1980年から2003年まで、ハンブルグ音楽院で教鞭をとる。
現在は、フリーの演奏家、音楽教師として活動。
即興演奏や、イスマコロジー、音楽運動学、NLPと自らの
教育との統合に創造的に取り組んでいる。
日本の教材にはない独特のイラストとアイデア
この本はタイトルの「子どものためのリズム絵本」にもあるように、
リズムと音符を絵本を見るように楽しく学ぶことができます。
一目見て、いかにも外国という感じのイラストです。
日本にはなかなかないイラスト、そして遊びを取り入れた教材なので、
日本の子どもたちにとっては、かなり新鮮でしょう。
また、ここまで音符と休符、そしてリズムにこだわった教材は、
日本にはないのでは、という印象です。
しかも、子どもたちが遊びながら、ゲーム感覚で色を塗ったり、
クイズ、塗り絵、パズルなど、子どもを飽きさせないアイデアが満載です。
幼児にも使用できるワーク
この教本は「6歳から11歳の児童」と対象を書いていますが、
もう少し小さい子でも楽しく勉強できるのでは、という印象です。
ピアノ教育の導入期に、音符ワークとして取り入れたら、
きっと楽しくピアノレッスンがスタートできるでしょう。
導入期のレッスンに、ちょっとマンネリ化を感じていらっしゃる先生や、
何かネタが欲しい!とお思いの先生には、ぜひおススメの教材です。
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