- 木村 和夫
- 有限会社 木村爽健 代表
- 東京都
- 鍼灸師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
「Don't think feel(考えるな、感じろ)」
ブルースリーの映画で出てきた、このフレーズをご存じですか?
日本人は、頭で考えることを重視して生きています。
考えるといっても、自分で判断するのではなく、
「周りの人にどう思われるか?」
「世間では、何が良いとされているのか?」
と、周囲から評価される、批判されないように、行動します。
例えば、
「マスクを外したいのに、周りの人がつけているから着ける」
逆もまたしかりで、
「みんながマスクを着けない集団に入ったら、マスクを外す」
というように、自分の感情ではなく、周囲の目を重視します。
あるいは、
「値段の高いものは、いい物」
という先入観が強くあります。
自分が気に入ったものではなく、他人の評価が高いものを選ぶため、日本でプラダやエルメスといったブランド物の売上げは、世界でもトップクラスです。
他にも、偏差値が高いと、東大の理三(医学部)を目指すといった、自分がやりたいことではなく、高い評価を得られる生き方を選ぶ人もいます。
これは、とても頭がいい人の選択とは言えませんし、人の命に関わる仕事を軽く見ていると言われても仕方ありません。
「偏差値は高いけど、生き方がバカ」
という日本人を見ると、とても残念な気持ちになります。
こういった、自分の感覚や感情を押し殺して生きていると、心にどんどん邪気が溜まっていき、人生はつらくなります。
そして、ストレスが爆発して、異常な行動をする人がいます。
例えば、医者が患者の女性に麻酔をかけている間に、性的いたずらをするといった事件です。
こんな事件を起こしたら、人生は台無しになるのは、誰でもわかります。
しかし、ストレスで衝動が抑えられなくなると、頭でわかっていても、止められません。
こんなにストレスがたまるのは、自分の感覚や感情を限界まで押し殺して生きているから起こります。
もし、人生を豊かにしたいのであれば、自分の感覚や感情を重視することをお勧めします。
私は、京都大学大学院を経てアクセンチュアという会社に入りました。
しかし、会社員としての忙しい生活を楽しいと思えませんでした。
それよりも、気功を教えて、病気が治ったり、人生が改善する人を見ているほうが楽しいと思ったので、アクセンチュアを辞めました。
30歳間近で、鍼灸学校に通いながら、会社を作り、気功を教え始めました。
アクセンチュア時代の先輩や同僚からは、
「そんな仕事やめたほうがいい」
と言われましたが、自分の決断は間違っていなかったと確信しています。
私自身は、納得した人生を送っていますし、家族との関係も良好です。
もし、人生をより豊かにしたいのであれば、今の仕事や生活が楽しいか、自分の感覚や感情に聞いてみることをお勧めします。
そして、できる範囲で、自分の感覚や感情を優先することです。
そうすれば、人生は豊かになっていきます。
ただし、決断は自己責任です。
自分の決断に対して、責任を持つことも忘れないで下さい。
邪気を抜くための気功、楽心ヒーリングのセミナーを行っています。
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このコラムの執筆専門家
- 木村 和夫
- (東京都 / 鍼灸師)
- 有限会社 木村爽健 代表
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