住宅ローン減税確定 - 住宅ローン全般 - 専門家プロファイル

高橋 正典
スタイルグループ 代表取締役
東京都
不動産コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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住宅ローン減税確定

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不動産にまつわるお金 住宅ローン減税

住宅ローン減税が確定しました。


昨年来とても注目されていましたが、実は先日3月27日にやっと確定となり

ました。 と言いましても、実質的には2月27日に衆議院を通過していまし

たので、どのみち、ねじれ国会の影響で参議院が否決でも、30日の期間を

持って衆議院で可決された通りになる訳ですから、1か月前には確定してい

たとも言えますが・・・ これによって、

通常の住宅は今年と来年の2年間最高5000万円×1%を10年間控除

長期優良住宅については今年から3年間5000万円×1.2%を10年間控除

となる訳です。

以後其々上限額が減っていき平成25年で終了というストーリーです。



既存住宅の改修工事も特別控除



今回は、既に住んでいる住宅についても、''一定の省エネ改修工事やバリアフ

リー改修工事''を実施した場合の、工事金額の10%を所得控除するといいます。

(ただし上限工事金額は200万円ないしは300万円までを対象)

でも、バリアフリー工事には、一定の居住者という定めがあり、

1. 50 歳以上の者

2.介護保険法の要介護又は要支援の認定を受けている者

3.障害者である者

4.居住者の親族のうち上記2若しくは3に該当する者又は65 歳以上の者のい

 ずれかと同居している者だそうです。



さてどう影響していくか?



個人的には、省エネ工事やバリアフリー工事に至っては、ちょっと不満が残

ります。

何故なら、長期優良住宅への取組は、どうしてもこれから新築するものを、

対象とせざるを得ない面があるからです。

つまり、既存住宅に対する優遇は極めて少なく、本当の意味での長期優良住宅

の普及には、インフラされたストック住宅に対しての取り組みが重要である

と考えるからです。 

これでは、新築する方がいいなんて話しになってしまう・・・

ストック型社会をもっと税制面でも支えて欲しいものです。



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