最近多く寄せられるお悩み
「最近、生徒の減少が止まらないんです・・・」
こういったご相談が、数多く寄せられています。
新しい生徒さんが入ってこないと、将来的に今の生徒さんが進学したときなどに退会者が続出して、生徒が減ってしまうことも考えられます。
生徒が増えない先生の共通点とは?
こうしたお悩みを抱えてらっしゃる先生のお話をお聞きすると、ある共通点に気がつきました。それは、
「今まで口コミのみ増えていたので、生徒募集をしたことがない」
という点です。
今まで口コミだけで生徒さんが集まっていた、ということは、それだけ魅力的なレッスンをされている、ということの証です。
口コミは何にも増して強力な集客ツールです。人は「本当に良い」と思ったものしか人に勧めないからですね。
ですが、口コミだけでは最近の教室運営は成り立ちません。
ひとつだけ言えるのは、今は「積極的に教室宣伝、生徒募集をしなければならない時代」ということです。
口コミだけで生徒さんが増えない理由
口コミだけで生徒さんがどんどん集まっていた時代は、もちろんありましたが、今はなかなかそうもいきません。
少子化で、教室を選ぶ人々の目が厳しくなっている、ということもありますし、インターネットの普及により、情報収集や、情報伝達の仕方が昔とは変わってきた、ということも要因に挙げられます。
以前も書きましたが、今は「見込み生徒さん」が、教室を選ぶ時代。
また、インターネットで教室を探している方にとって、教室の情報は、ホームページからしか得られません。
つまり、今まで生徒募集をされてこなかった先生も「生徒募集の広告・宣伝活動は、今の教室運営においては必要不可欠」という、教室運営マインドにシフトする必要がある、ということです。
10年先を見据えた教室運営を
生徒さんがコンスタントに集まり、教室としてきちんと成り立っている教室は、やはり上手に生徒募集をしているものです。
それは、現代のピアノ教室を取り囲む状況をしっかり認識し、5年、10年先を見据えた運営をしているからに違いありません。
ですから、様々な媒体を利用して、もっと自分の教室をアピールする、という必要があります。
考え方をちょっとシフトするだけで、大きく変わることがあります。
これからのピアノ教室運営のキーワードかもしれませんね。
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