- 敷浪 一哉
- 有限会社シキナミカズヤ建築研究所
- 建築家
対象:住宅設計・構造
それは頭の中にフラッシュバックする一瞬一瞬の光景。
その光景を形にしてみる。
僕はそこから理屈を当てはめていく。
感覚的にカタチにしていった過程を、整理しながら文章化、記号化していく。
設計主旨なんてものは、あたかも理屈から空間が生まれるように表現するし、実際建主さんにもそう伝える。
「これこれこういうことだから、こうしたほうがいいですよ」と。
しかし、実際に自分の中で最初に浮かび上がってくるのは瞬間の感覚。
途中の精査は理屈と理性。
でも最後に決断するのは、やっぱり気持ち良いか気持ち悪いかどうか。
他の方はわかりませんが・・・。
結局その感覚を鍛えるためにいろんな理屈を身につけているんだと思う。