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寺崎 芳紀
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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こんにちは!介護経営コンサルティング・介護施設紹介「株式会社アースソリューション」の寺崎でございます。


2021年もどうぞよろしくお願いいたします。


昨年4月より、「1日1記事」を目標に書き続けているこのコラム。

おかげ様で、多くの方にお読みいただいております。

内容は介護関連記事が9割、時事ネタがほぼ1割、ごくたまにプライベートのことで占めています。


ところが、大晦日と正月3が日はコラム入稿ができないことを知り、連続投稿が途絶えてしまいました。


そんなことはさておき・・・


高齢者が急増し、2人に1人が高齢者などと言われている割に、介護というマーケットはそれほど大きなものではありません。

シルバービジネスという範囲で考えれば巨大マーケットですが、「介護保険」まで絞ると実は非常に狭い。日本の要介護高齢者は、2019年の実績では約660万人。第一号被保険者(65歳以上の高齢者)が約3500万人とのことなので、割合にして約2割弱。全人口との比較ですと5%程です。


介護、とりわけ「介護保険」にまで絞ると、日本国民の5%程が関わる比較的小規模なマーケットに、私は目を向けています。

もちろん、生きている限り誰でも加齢となり、自由が利かなくなります。今までできていたことが、できなくなります。

皆が多かれ少なかれそうなるから、皆で支えあう必要があるということで、介護保険制度が創設されたわけであります。


しかし、わかっていることではありますが、新年にあたり改めて冷静になると、自分が本職としている分野は、確かに社会的重要課題を取り扱っているのですが、意外に狭い分野なのだということを思い知らされます。


別に、狭いマーケットだからどうということではなく、あまりに自分(自社)の企業ドメインを狭くし過ぎてしまうと、近視眼的になってしまう危険性もあるな、と思うのです。


とはいえ、介護保険ビジネスは先行き不透明で厳しい情勢ではあるものの、すぐになくなるものではありません。もし短期中期的になくなってしまうものであれば、イコール日本経済、もっと言えば日本国民の生活の崩壊につながります。


それだけ重要な社会的課題について関わっているのですから、今後もそこは専門家としてもっと勉強して極めることを目指すとして、やはり近視眼的な見方をしてもいけないな、と思っているのです。


ですので、今年の目標は、「強みをもっと活かし、もっと視野を広げて機会をとらえ、さらに強みを活かす」と設定しました。


冒頭にも申し上げた通り、介護、いや「介護保険」という狭い領域で捉えてしまうと、発想が凝り固まってしまってよくありません。柔軟な発想や考えを持つためには、広い視野が必要だ、と。


この精神で、2021年はもっと精進して頑張りたいと思っております。


新型コロナウイルス感染症拡大で、昨年は大幅に外出が減りました。

夕食は常に自宅で済ませ、飲みにいくことはほぼなかったです。


それまでは当たり前のようにできていたことが、コロナ禍をきっかけにできないもどかしさ。

その反面、今まで気づけなかったことや、できっこないと思い込んで先送りにしていたことが、コロナをきっかけにしてできるようにもなった。

テレワークや在宅勤務がこれだけ進んだ。私はまさに「イノベーション」だと思います。


「ピンチはチャンス」とよくいいますが、本当にその通りだと思います。

2021年は、昨年陥ったピンチを「チャンス」に変えていく努力を、もっともっとしてまいります。


4月には、介護報酬改定が実施されます。

何とかプラス改定とはなりましたが、非常に厳しい改定となります。

介護事業経営は正念場を迎えようとしております。


苦しみながらも奮闘されている事業者様を、何とか微力ながらご支援したい。

そんな思いで今までやってきたつもりですし、これからもそれは変わりません。


中小企業診断士試験への挑戦も、今年3回目となります。

2回も落ちることとなり本当に恥ずかしい限りです。

私はこれまで、何か自分で努力をしていることは極力隠し、ごく少数の方以外には公言しないようにしていました。万一、結果がダメだった時に恥ずかしい、という思いが先に立ったからです。


しかし、非常によくない考え方であると反省したのです。

やるからには、身近な方に敢えて公言し、落ちても正直に力不足を認める。こうするようにしたのです。

落ちたことを報告するのは、非常に恥ずかしいし情けない。

でも、努力してきていることは無駄にはなりませんし、必ずや自分の地となり肉になると信じてやっていいます。


だから、私は公言します。

合格宣言したら、努力するしかありません。合格したかったら頑張るしかないのです。


もっとも、合格したとしても、それはあくまで通過点に過ぎません。資格はあくまで手段の1つですから。


しかし、その「手段」を本業に活かし、もっと力がついた状態でコンサルをさせていただきたい。

だから、勉強は続けますし、絶対合格を目指します。


年末年始は、もちろん家族とゆっくり過ごすこともしますが、勉強は止めずにやります。



新年早々暑苦しくて申し訳ありません。

こんな感じで、2021年も邁進してまいりますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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(東京都 / 経営コンサルタント)
株式会社アースソリューション 代表取締役

介護事業所の開設から運営まで、オールワンでお手伝いいたします

有料老人ホーム施設長・訪問・通所介護管理者・老健相談員、事業所開発等の経験を活かし、2007年7月に弊社を設立しました。介護施設紹介サービスをはじめ、介護事業所の開設・運営支援等を行い、最近では介護関連の執筆活動にも力を入れております。

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