たられば思考からのネガポジ変換

2020年のシルバーウイーク最終日、いかがお過ごしですか？

皆様のお悩みを伺っていると、

「もし～ていたら」「あの時～していれば」という「たられば思考」をよく耳にします。

人間誰しもミスはしますし、もっと完璧にできたはず、なんで間違えてしまったのだろうと

後悔することもありますよね。

ただ、残念ながら、いくら嘆いても、憂いても、時計の針を戻すことはできません。

過去の事実と反することを仮定して妄想する「たられば思考」に陥ってしまうと、

出口のない迷路を延々と彷徨ってしまいます。

そんなの理屈ではわかっている！

でも、考えないようにしよう！と思っても、そう簡単に頭から離れない…

考えても無駄だとわかっていても、モヤモヤは消えてくれない…

そんなときは、言葉の魔法を使って、ネガポジ変換してみてください。

「たられば」を「から」に変える

 頭の中でグルグルしている「たられば」の部分を、「から」に変えてみましょう。

（例１）

「あのとき、本音で向き合っていたら、もっと分かり合えたかもしれない」

→　「あのとき、本音で向き合わなかったから、分かり合えなかった」

（例２）

「もっとマメに連絡していれば、寂しい想いをさせなかったかもしれない」

→　「マメに連絡しなかったから、寂しい想いをさせてしまった」

かもしれないと【憶測】で考えるよりも、事実が浮き彫りになると、

反省点や後悔があったとしても、冷静に事実を俯瞰して見つめることができると思います。

気づきを学びに変える

同じ過ちを繰り返さないように、人は学んでいきます。

（例１）からは、「大切な人とは、本音で向き合うことが大事」と気づくでしょう。

（例２）からは、「相手の気持ちを考えて、できるだけマメに連絡しよう」と学ぶでしょう。

次回から意識していけば、結果も自ずと変わってくると思います。

（とはいえ、相手が変われば求められるものも違うので、

臨機応変に微修正は必要だと思いますが　笑）

頭で考えるよりも、ノートに書きだしてみる

グルグル思考で負の連鎖が続かないように、

頭の中で考えるのではなく、ノートに書きだしてみましょう。

（スマホやパソコンに残すのではなく、手書きでノートに書きましょう）

その中に、「たられば」を見つけたら、マーカーで印をつける！

その後、「から」に変えて、何が起きたか、どういう心境になったかなどを、書いていくと、

少しずつ気持ちが整理できると思います。

 過去ではなく、今、この瞬間を大切に！

ネガティブ感情を受け止めてあげる時間も必要

「早く元気にならなくちゃいけない」と焦ったり、

「心配されるのは、なんだか悔しい」と大丈夫なふりをしたり、

頑張り過ぎて、疲れていませんか？

ネガティブは悪いことばかりじゃありません。

今はまだ、傷ついた羽を休めたいときなのかもしれない・・・と思ったら、

ネガティブな想いを、大切に抱きしめてあげてください。

一旦、受け止めてからじゃないと、ネガポジ変換もできませんからね。

誰かに話してスッキリする

心の中にあるモヤモヤは、吐き出して楽になるのが一番です。

お友達や家族には言いづらい、信用して話せる人がいない・・

そんなときは、声をかけてくださいね。

★お急ぎの方はこちらからどうぞ★

主に午後と夜間に待機しております。

（こちらの記事は、「たられば思考を無駄にしないで活かす方法」をリライトして掲載しております。）