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暗闇の中、照明器具のスイッチを入れると明るくなります。
それは、器具そのものが放つ光が目に飛び込んでくるから
ではなく(‥もちろん、その部分も多少はありますが。)
光に照らされた壁や床、天井が明るくなるからです。
照明計画の主役は あくまで
照明器具 ではなく 照らされる対象物 だと考えてます。
その上で、私が基本とする照明計画は。
1:照明器具は埋込式など、できるだけ目立たないものとする。
2:器具の光源は直接目に入らないものとすること。
ペンダント照明など
どうしても この器具を使いたい。というクライアントの方もおられます。
それはそれで ひとつのインテリアのアイテムと考えればよいと思います。
壁にかける絵画は 住みての方々に自由に選んでいただきたい。
その場を創出することこそがデザインという仕事だと考えます。
このコラムの執筆専門家
- 岩間 隆司
- (東京都 / 建築家)
- 株式会社ソキウス 代表取締役
スマートに シンプルに 住う。 都市型住宅・集合住宅
都市の厳しい条件のもとでも、住宅や集合住宅を実現させてきました。住宅計画における制約は、生活空間に個性が生まれる、ひとつの契機として、ポジティブにとらえております。
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